元ホークス沢村賞右腕「おしえて! 攝津さん!」 ファイナルステージのキーマンは?

4回に内川が同点タイムリー、キーマン的中に「ビックリだよね」

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【3回終了!】E0-H0

○3回を終えて……

 攝津さん「正直、相性を考えたら打ち合いになるかと思いましたが、両投手とも調子が良さそうだし、落ち着いて投げているのかなと思います。高橋礼に関して、楽天の左打者(銀次・藤田)が球数を投げさせて、タイミングを合わせようとしています。それで(楽天打線は)突破口が開けるかと思います。岸投手はさすがだなと……ほぼ完璧ですね。球数も含めて、ゲームメイクできていますし、自分のペースに持っていっていますよね」

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【4回終了!】E1-H1

○4回表、浅村の先制ホームランについて

 攝津さん「浅村には(捕手の甲斐拓也は)インコースを構えましたが、逆球になってしまいましたね。ランナーを出していなかったので、(高橋礼には)ソロで良かったと切り替えて欲しかったですが、続くブラッシュの打席でも四球で崩れてしまいました。投手としては、できれば浅村のホームランのときに捕手がマウンドにきてくれると助かりますよね。銀次と藤田は、前の打席で9球ずつ投げさせているのでタイミングが合っていて、今後も怖い存在です。楽天打線はやはり調子が良いですよ」

○4回裏、内川が同点タイムリー! 今日もキーマン的中!

 攝津さん「やはり試合が動きましたね。(2死からの)デスパイネのヒットは問題なかったのですが、続くグラシアルを出したことが、岸としては痛かったでしょう。その後が相性の良い内川ですし。(2試合ともホークスのキーマンが的中して)ビックリだよね(笑)ここからは、両先発がペースをどうやって引き戻せるか注目しましょう」 

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【5回終了!】E1-H1

○ファンからの質問「浅村選手がこのCSでこんなにホームランが出ているのは何故なんでしょうか?」

 攝津さん「やはり調子が良いというのもありますが、ヤフオクドームはライトやレフトに膨らみがない球場なので、(外角のボールを)ライト側にホームランを狙っていますよね。あとはもともと固め打ちするタイプです。内川もそうですが、こういう選手はシリーズ男になりやすいですよ。楽しみですね」

○ファンからの質問「ポーカーフェイスの打者と闘志むき出しの打者と、どちらが勝負しやすいとかありましたか?」

 攝津さん「闘志剥き出し! 打ちたい、打ちたいという気持ちを逆手に取りますね。(現役)当時だと、それこそ浅村とか中島(裕之)とかはそんなタイプでしたね」

○ファンからの質問「東北地方から九州(福岡)に来られた時に、驚いたことや感じた習慣の違いはありましたか?」

 攝津さん「暑い! あとは、最初博多弁が怖かったですね。もう慣れましたけど。むしろ、子供も博多弁になってきて“~と?”とか言いますね」

○ファンからの質問「シンカーはいつ頃から習得したんですか!」

 攝津さん「え~~社会人の4年目くらいですね。(持ち球が)真っ直ぐ・カーブ・スライダーだけだったので、このままだと生き残れないなと。ボールの縫い目に中指をかけてスピンをかけていました」

6回の高橋純のリリーフについて「なかなか思い切った采配でしたね」

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