「プレミア12」ドミニカ代表にMLB通算149勝右腕ら参戦 中日ロメロも選出
MLB、NPB、KBOから28人選出、マイナー有望株が中心ながら大物のベテランも
ドミニカ共和国野球連盟は、公式ツイッターで11月の「第2回 WBSC プレミア12」に出場する代表メンバー28人を発表した。メンバーのほとんどはマイナーの有望株で構成。それに加え、元メジャーのスター選手やNPB、KBO(韓国プロ野球)からも選出されている。
注目は、エンゼルスなどで活躍したアービン・サンタナ投手だ。メジャー15年で7度の2桁勝利を挙げるなど通算149勝。球宴にも2度選出されている。2017年には16勝を挙げ、球宴にも選出されたが、ここ2年は未勝利。今季で36歳を迎えている。また、レンジャーズなどで活躍し、10年のア・リーグ新人王に輝いたネフタリ・フェリス投手も選ばれた。フェリスはルーキーイヤーの10年に40セーブ、11年に32セーブを挙げるなど守護神として活躍。しかし、12年にトミー・ジョン手術を受けて以降は故障に苦しみ、ここ2年間はメジャーでのプレーはない。
NPBからは中日のエンニー・ロメロ投手が選出。今季中日に加入し、8勝10敗、防御率4.26の成績を残している左腕だ。巨人で2年間プレーし、1日に戦力外となったサムエル・アダメス投手も選ばれている。その他には、KBO・KTで打率.322、24本塁打と好成績のメル・ロハスJr.外野手、カージナルスの球団内4位の超有望株で21歳のエレウリス・モンテロ内野手など注目選手が多い。
「プレミア12」は11月2日(日本時間3日)に開幕。ドミニカ共和国はメキシコでのオープニングラウンドでメキシコ、オランダ、アメリカと対戦する。上位2か国に入ると東京ドーム、ZOZOマリンで開催されるスーパーラウンドに進出。侍ジャパンとも対戦することとなりそうだ。
(Full-Count編集部)