ソフトバンク、先発の和田は4回3失点で降板　3回につかまり西武に逆転許す

3回に秋山への四球をきっかけに中村、外崎に適時打を浴びて3点を失う

■西武 – ソフトバンク（CS・9日・メットライフ）

　ソフトバンクの和田毅投手が4回3失点で降板した。9日、敵地メットライフドームで行われた西武との「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第1戦。大事な初戦を任された左腕だったが、2点をリードした3回に逆転を許して、リードを奪われての降板となった。

　初回、2回と走者を出しながら無失点に抑えていた和田が3回につかまった。1死から秋山に四球を与えて出塁を許すと、続く源田に中前安打で繋がれた。森を二ゴロに打ち取ったものの、2死一、三塁から中村に三遊間を破る適時打を打たれて1点差に迫られた。

　さらに続く外崎には中堅の頭上を超える2点適時三塁打を許し、2人の走者が生還して逆転を許した。4回は無失点に封じたが、5回からは嘉弥真がマウンドに。和田は4回で86球を投げて4安打3四球3失点だった。

（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）