鷹・千賀、圧巻の8回2安打無失点 27打者連続無安打の快投で1stステージの雪辱果たす
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初回先頭の秋山に安打を打たれて以降、8回2死で源田に内野安打を許すまで無安打投球
■西武 – ソフトバンク(CS・11日・メットライフ)
ソフトバンクの千賀滉大投手が、圧巻の好投を見せた。11日、敵地メットライフドームで行われた西武とのクライマックスシリーズファイナルステージ第3戦。中5日で先発した千賀は西武打線を8回2安打無失点に封じる好投をみせ、5点のリードを守ってマウンドを降りた。
強力な西武打線を力でねじ伏せた。初回先頭の秋山に右前安打を許したが、この回を無失点に封じると、そこから驚異的な内容。西武打線に安打を許さず、8回2死で源田に内野安打を許すまで27打者連続でノーヒットに封じた。8回2死一塁では、パ・リーグ首位打者の森に対して内角へのカットボールでバットに空を斬らせて雄叫びを上げた。この日10個目の奪三振。8回まで126球を投げて2安打3四球10奪三振の力投だった。
5日に行われた楽天とのCSファーストステージ第1戦では4本の本塁打を打たれて敗戦投手となっていた千賀。「ここに来させてもらった立場としては、形になることをしたいなと思います。自分の中でしっかり自分と会話しながら、集中の2文字でいきます」と話していた右腕は、見事に初戦のリベンジを果たした。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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