ホークス甲斐が大慌て、弾いたボールは…千賀は冷静に“そこ” 温度差ある動画をパTVが公開
千賀の27打者連続無安打の最中、女房役・甲斐は3秒間の一人どたばた劇
■ソフトバンク 7-0 西武(CS・11日・メットライフ)
ソフトバンクの甲斐拓也捕手は11日、パ・クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦で、先発千賀とバッテリーを組んだ。千賀は8回2安打無失点の快投だったが、4回に“事件”は起きた。その様子を「パーソル パ・リーグTV」が動画で伝えている。
初回先頭の秋山を右前打で出したのみで、その後は四球を出しながらも無安打に抑えていた千賀。5点リードの4回、1死一塁で外崎を迎えた時だった。2球目の変化球を甲斐が弾くと、これに大慌て。後ろに駆け出すも見つからず、審判にぶつかりそうになり、と文字通りのどたばただったが、周囲は冷静で一走の中村も動かない。それもそのはず、ボールは甲斐のすぐ左隣に落ちていたからだ。
千賀もマウンドから、“そこ”と指して伝えるが、もはやその指の先すら見ていないほど。審判も外崎もそれを静観。やっとボールを見つけると、思ったよりも近かったのか、甲斐も途端に冷静に。大きく「ふー」と息を吐くと、グラブを一つ叩いた。
千賀の圧巻のピッチングがそうさせたのか、はたまたCSの緊張感か……。普段は冷静な守備の名手にも“うっかり”はあるようだ。