田中将大「今日も緊張しました」　またPSで絶大な勝負強さ発揮…一問一答

「緊張しましたよ、今日も。だけど、それがマイナスに働いたとは思わない」

――レギュラーシーズンの6回68球と今日の6回68球、疲れは違うもの？

「それはレギュラーシーズンでもこのポストシーズンでもそうですけど、そのゲームによると思います。ポストシーズンだから、レギュラーシーズンだから、ということではないですね、疲労度というのは。そのゲームによると思います。今日の場合は別に……特に驚きはないです（笑）」

――2年前に同じリーグ優勝決定シリーズで敵地アストロズ戦に登板している。知っている分、やりやすさはあった？

「あまり覚えてないですけど、でも、その2017年のゲームの中での声援だったり、球場の雰囲気、スタジアムの雰囲気は覚えているので、そういうところは今日のゲームに入るにあたっては大きかったと思います」

――地区シリーズでは『緊張した』と言っていた。今日は試合に入る前の気持ちはどうだった？　気持ちの変化がありつつ、しっかり投げられた要因は？

「緊張しましたよ、今日も。だけど、それがマイナスに働いたとは思わないし、自分の中でしっかりプランを持っていっていたので、必ずこうするというわけではないですけど、ゲームの中での打者の観察ももちろん必要ですけど、そういう部分も全て今日はうまくいってくれたなと。いい集中力で投げられたとは思います。でも、1番は（味方の）ディフェンス。ディフェンスが大きかったです」

――ポストシーズンですごい成績。期待を重圧に感じる部分はない？　それとも前向きに生かせているのか？

「気にしてないです。試合に入るにあたって全然関係ないので。あくまで過去のことなので、それは。これから試合を迎えるにあたって関係ないことですよ、それは」

（木崎英夫 / Hideo Kizaki）