田中将大は「現実と思えないほど凄かった」 ジャッジ&スタントンも称賛
田中は6回1安打無失点、二塁も踏ませない快投に「見てて楽しかった」
■ヤンキース 7-0 アストロズ(優勝決定シリーズ・日本時間13日・ヒューストン)
ヤンキースの田中将大投手は12日(日本時間13日)、敵地で行われているアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発し、6回1安打無失点4奪三振1四球と快投。ポストシーズン(PS)通算5勝目を挙げた。チームは7-0で先勝し、10年ぶりのワールドシリーズ進出へ好スタートを切った。
同僚からも称賛の嵐だった。6回にリードを3点に広げる右越え1号ソロを放ったスタントンは地元放送局「YESネットワーク」で「現実とは思えないほど凄かったね。彼の投球は見てて楽しかった。僕らがすることはあんまりなかったよ」と笑顔で振り返った。
ジャッジも同じだ。自身は1点リードの5回無死一塁の守りでアルバレスの右飛から一塁へ一塁へワンバウンド送球。飛び出していた一塁走者・ブレグマンを刺してみせたが、「彼(田中)は素晴らしかった。特に第1戦で勝てたことは、チームにとって最も大事なこと。スプリットとスライダーを上手く使って、ボールをゾーンの下や外に集めていたね」と称えた。
PS初登板から7試合連続2失点以下は史上初。PS防御率は歴代3位の防御率1.32とした。10年ぶりのワールドシリーズ制覇につながる次なる快投も期待したいところだ。
(Full-Count編集部)