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CSで敗退の阪神、来季躍進に必要なこと 巨人に完敗して手にした「糧」

セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージは巨人が4勝1敗で制し、6年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。レギュラーシーズン最後の6試合に全て勝利して逆転でCS進出を決め、ファーストステージでは2位DeNAを破って“下克上”を果たした阪神はファイナルステージで敗退。ミラクル快進撃は止まったが、ヤクルト、日本ハム、阪神、横浜の4球団で捕手としてプレーし、昨季まで2年間はヤクルトでバッテリーコーチを務めた野球解説者の野口寿浩氏は「来年の阪神は少し楽しみ」と期待を寄せる。

「小野、才木、岩貞、そしてなんと言っても藤浪」

 さらに、12球団最高のチーム防御率3.46を記録した投手陣に貢献できなかった選手たちの奮起も促し、“逆襲”に期待した。

「チームの課題としては、守備力、あとは先発ピッチャーも足りません。リリーフも何人か凄いピッチャーはいますが、その次の投手たちとの差はある。島本も守屋も今年はものすごくいい経験をして、飛躍の1年になりましたが、岩崎、藤川、ジョンソンあたりと比べたらどうなのかと。そこにもっと近づく努力も必要でしょう。

 今年期待を裏切ったピッチャーも何人もいます。小野、才木、岩貞、そしてなんと言っても藤浪。岩貞は怪我とか病気がなければ1年しっかり回ったでしょうけど、全員持っているポテンシャルは非常に高い。ピッチャーがいれば、CSの戦い方は全く違っていました。先発を2、3イニングで降ろさないといけない、という状況にはならなかったでしょう。先発投手はチーム内に駒はいるのに、出てこられなかっただけ。小野や才木は本当に戦力として見込んでいたでしょうから。そういった投手たちが来年、いい姿を見せてくれるかどうか。青柳とか高橋遥とか、CSファイナルで悔しい思いをした選手はやってくれるとは思いますが……」

 敗戦を糧に飛躍できるか。追い込まれたレギュラーシーズン最終盤からの貴重な経験を生かさない手はないと、阪神OBでもある野口氏は見ている。

(Full-Count編集部)

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