前田健太、来季はPSも先発で 編成本部長が期待「次のレベルに到達してほしい」
今季も10月はリリーフとして躍動したが…「先発の役割を担う可能性は間違いなくある」
ドジャースの前田健太投手について、来季はポストシーズン(PS)でも先発の役割を担う可能性があるとアンドリュー・フリードマン編成本部長が話した。14日(日本時間15日)に行われた記者会見で明かしたと、MLB公式サイトが伝えている。
フリードマン成本部長は、記者会見でデーブ・ロバーツ監督の来季続投を正式発表。同監督は昨オフに契約を4年延長したが、今季は地区シリーズでナショナルズに敗れ、責任を問う声が上がっていた。フリードマン編成本部長は会見の中で、自身の契約延長が数日以内で決まる見込みとも明かしたという。
さらに、レギュラーシーズンでは先発として、リーグ終盤からポストシーズンにかけてはリリーフとしてフル稼働した前田についても言及。記事によると、「ケンタがもっと長い期間、10月まで、先発の役割を担う可能性は間違いなくある。左打者にもう少し良い投球ができるかどうかが大きいと思う。それについては話してきたし、彼には次のレベルに到達してほしい。彼にはそれができると思う。5日ごとに登板し、10月に投げてほしい」と話している。
前田は今季、右打者に対しては被打率.158だったのに対して、左打者には同.247だった。キャリア通算でも、対右打者は.199、対左打者は.257という数字が出ている。最近3年間はポストシーズンでリリーフとして快投を見せてきた前田だが、来季は先発としてマウンドに上がることになるだろうか。
(Full-Count編集部)