ヤ軍セベリーノは球種が読まれていた? Aロッド指摘「どんな球が来るか分かっていた」

Aロッド氏は2017年のワールドシリーズでもダルビッシュの球種が読まれていると指摘

 2017年のワールドシリーズでもアストロズ打線の打席での挙動から、ダルビッシュの球種が読まれているとツイッターで主張していたAロッド。当時アストロズに所属していたベルトランもダルビッシュの癖を読んでいたことを認めており、分析力には定評があった。

 初回で36球を費やしたセベリーノに、Aロッドは再びツイートした。

「36球のうち、ファストボールは18球、変化球は18球。ファストボールで11回スイング。変化球に5回スイングも空振りなし。もし、アストロズ打線のボディランゲージを見るなら、癖盗みが際立つ」と分析した。

 2回には先頭のレディックに右翼席へソロを浴び序盤で2点を失ったセベリーノ。3回は3者凡退、4回は2死二塁のピンチを背負うがスプリンガーを空振り三振に仕留める粘りの投球を見せたが5回は1死からブランドリーに中前打、続くブレグマンに四球を与えたところで降板。4回1/3、5安打6奪三振、2失点で降板となった。

 3回、4回は粘りの投球で無失点に抑えたが、5回1死一、二塁のピンチを招き、降板に。Aロッドも「セベリーノ情報 62球で空振りは8球。ファストボールの見逃しは7球。彼らはどんな球が来るか分かっていたために、序盤に仕掛け、止まらなかった」とツイート。最終的にはセベリーノのボールはアストロズ打線に完全に読まれていたと断定するに至った。

 アストロズの抜け目のなさが際立った第3戦を落としたヤンキース。相手エース、コールを攻略できず、諜報戦で遅れを取ったピンストライプの名門はここから挽回できるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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