中日、抽選2連勝は地元名物アナ“社内幽閉”のおかげ!? 「間違いなく来年も…」
今年はCBC挙げて若狭アナを”幽閉“、当日の勤務表にも“幽閉“の2文字
となれば、今年もやるしかない。ドラフト前には再び倶利加羅不動寺で滝行を行った。この時は星稜・奥川の指名を想定していたものの、しっかりと滝に打たれた。さらに、今年は局を挙げて若狭アナを社内に“幽閉“。当日の勤務日程表にも、しっかりと”幽閉“と書き込まれ、上司からの”監視“もあったようだ。
すると、まさかの2年連続で与田監督が抽選を引き当てる快挙を達成。SNS上では若狭アナの“幽閉策”を称賛する声があがり一躍話題に。若狭アナは「与田監督がくじを引き当てた瞬間は猛烈に興奮しました。あまりに嬉しすぎて、そのあとの記憶がほとんどありません。改めて滝行の効果と社内待機のパワーに驚いています。ただ、ひたすら会社でじっとしていて、テレビを見て感激しただけですが、達成感に満ち溢れています」と、喜びを口にした。
事前の指名予想では中日と楽天の入札が予想されていた石川だが、蓋を開けてみれば、楽天は佐々木に入札し、ソフトバンクとオリックスが石川に入札した。若狭アナは「それにしても、オリックスが石川選手を指名したときは度肝を抜かれました。これぞまさに想定外。楽天が回避し、ソフトバンクが指名し、結局3球団の競合になったときは心拍数が上がりました。抽選の瞬間は靴を脱ぎ、正座でした。本当に良かったです」と振り返る。
若狭アナの“幽閉策”が功を奏した?のか、中日は根尾昂、石川昂弥と2年連続で将来の中軸候補を引き当てた。驚愕の“強運ぶり“に、若狭アナは「間違いなく、来年も社内待機です」。ファンの間で囁かれる”終身名誉待機“の称号も、あながち間違っていないのかもしれない。
2年連続で社内で“金の卵“の指名を見届けた若狭アナ。「滝行でお世話になった倶利加羅不動寺に感謝です。これでまた滝行希望者が増え、おそらく来年は本堂がキンピカになっていると思います」と語り、滝行に協力してくれた倶利加羅不動寺への感謝も忘れなかった。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)