ソフトバンク、本拠地13連勝で初戦勝利! 千賀7回1失点 巨人、阿部のソロは空砲に
2011年の第7戦からソフトバンクは本拠地でのシリーズは負け知らず
■ソフトバンク 7-2 巨人(日本シリーズ・19日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクが逆転勝ちで、第1戦に勝利した。19日、本拠地ヤフオクドームで開幕した巨人との日本シリーズ。先制を許したものの、すぐに試合をひっくり返すと、先発の千賀が7回を3安打1失点に封じる好投を見せた。日本シリーズでソフトバンクは2011年の第7戦から本拠地で13連勝となった。
2回に先発の千賀が、今季限りで引退する阿部にソロ本塁打を浴びて先制点を許した。だが、その直後にグラシアルが山口俊から左中間ホームランテラス席へと飛び込む2ランを放って試合をひっくり返した。
千賀が3回から6回までノーヒットピッチングを見せると、打線が6回に中村晃の犠飛で1点を追加。さらに7回には松田宣の二塁打を皮切りに1死二、三塁のチャンスを作ると、牧原が中前へと2点適時打。さらに柳田にも右前適時打を放つなど、この回一気に4点を奪って、さらにリードを広げた。
先発の千賀は7回まで投げて、巨人打線を3安打1失点に封じる好投。リードが6点に広がると、8回からは甲斐野、森と繋いで逃げ切り、第1戦に勝利した。ソフトバンクは中日と戦った2011年の日本シリーズで第6戦に敗れて以降、本拠地でのシリーズは13連勝。工藤公康監督が就任した2015年以降は一度も負けていない。
巨人は先制しながらも、逆転負け。2回に阿部のソロで先制したものの、その直後に山口俊がグラシアルに逆転2ランを被弾した。山口俊は6回3失点の力投だったが、7回にマシソン、田口がつかまって一気に4点を奪われて、トドメを刺された。
(Full-Count編集部)