ヤ軍は「リンドーアとコールを獲るべき」とNYメディア 田中将大らと強力4本柱に

今季年俸約28億円のスタントンらを抱える中、コール獲得に大金を注ぎ込めるかがカギになると指摘

 さらに、同氏はゲーリー・サンチェス捕手、年俸約28億円のジャンカルロ・スタントン外野手の不振に言及した。

「サンチェスが捕手として出場し、ヤンキースがタイトルを獲得できるかどうかは真っ当な疑問である」と指摘。そして、「スタントンをトレードすることは、ヤンキースにとって最大の問題となるだろう。彼の契約は残り8年2億4400万ドル((約264億8000万円))であり、健康でいられず、一流の投手から打てず、トレード拒否権もあるスタントンをトレードすることはほぼ不可能である」とした上で「この契約により、ヤンキースはまた長期契約することに怖気づくか、ハル・スタインブレナー・オーナーが課している年俸総額以内に収めながら大型契約をすることへの足かせとなるだろうか」と、このオフの補強にも影響を及ぼしかねないとの見方をした。

 同記者は「これはコール獲得に影響を与えるだろう」と予測。「彼の代理人はスコット・ボラス氏であり、最初の3億ドル(約326億円)投手となることも視野に入れているだろう。私は8年2億5000万ドル(約271億円)が最低限だと思う」と指摘する。

 さらに「コールは地元に近い西海岸を希望していると言われており、エンゼルスかドジャースがそれを実現させるかもしれない」とした上で「お金(による競争)となるのであればヤンキースは勝てるはずである。そうなれば、コール、ルイス・セベリーノ、ジェームス・パクストン、マサヒロ・タナカ、強力なブルペンを擁するヤンキースはどの相手にも勝るだろう」と、結んだ。

 もしコールが加入すれば、田中将大を含めて強力な「先発4本柱」ができあがる。2009年を最後に世界一を逃し続けている名門球団がどのような補強策に乗り出すか、注目される。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY