巨人3連敗… 追い詰められた「継投策」と「焦りばかりが出た」走塁ミス

巨人はミスが目立つ一方…「ソフトバンクには流れを渡さないうまさがある」

 また、野口氏は9回の増田の走塁ミスにも巨人の「焦り」が現れていたと指摘する。相手の暴投で一塁から一気に三塁を狙ったプレーは「100%以上の確率を持っていないと、行ってはいけない場面」だった。

「最終回で4点負けているのだから、ランナーをためなくてはいけない。自分がホームインしたところで状況は変わらないわけなので、あそこはリスクを犯してサードに行く必要は1つもありませんでした。セカンドストップで十分。捕手が一塁側に弾いてるならまだ分かりますが……。仮に三塁に行って、次の打者の内野ゴロや外野フライで1点取られても、相手からしたらなんてことない。4点差が3点差になるだけです。それなら、確実にアウトにならないようにして、ランナーをためていないと行けない場面です。シーズン中はあれで成功したこともありました。思い切りがいいのもいいですが、ケースを理解して走塁しないといけません。

 CSファイナルの時のちゃんとした野球が、今の巨人はできていない。焦りばかりが出てしまっている。逆に、ソフトバンクは本拠地で2つ勝っているわけなので、地に足をつけて自分たちの野球が十分できる状態で来ている。このメンタルの差は大きい。巨人は亀井の先頭打者ホームランで勢いを取り戻してもおかしくなかったですが、バンデンハークもその後に4者連続三振を奪った。ソフトバンクには流れを渡さないうまさというのがありますよね。それも全て、バッテリー中心に守りをよく頑張ってるというところでしょう」

 逆転を目指す巨人は、まずは第4戦の先発・菅野の出来にかかってくる。野口氏は「菅野がマウンドにいい状態で上がってくれることを願うばかりですね」とした上で「巨人としては、やはり初回のビッグイニングが欲しいところです」と、チームに勢いがつく攻撃が必要だと強調した。そのためには、不調の坂本勇、丸の復活が必要不可欠。セ・リーグ王者が意地を見せられるのか、ソフトバンクが圧倒的な強さでシリーズを制覇するのか。第4戦も目が離せない。

(Full-Count編集部)

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