野球の「知りたい」がここに。ベースボール専門メディア

Full-Count

巨人坂本勇を「狂わせる」徹底した内角攻め 鷹・甲斐の「同じ球を続ける勇気」

日本シリーズはソフトバンクが3連勝で3年連続の日本一に王手をかけた。第3戦は巨人に6-2で完勝。先発のバンデンハークが4回2失点で降板すると、石川が2回無失点、7回以降は甲斐野、モイネロ、森が1イニングずつを無失点でつないだ。バンデンハークが亀井に2打席連続弾を浴びたものの、ここまでキーマンの坂本勇、丸を完璧に抑え込んでいる。

「坂本勇に内角を続けるなんて、勇気以外の何ものでもない」

 一方、「大勝利」と表現したソフトバンクバッテリーの配球が光っているのも事実。野口氏は、第2戦に続いて甲斐のリードを絶賛した。

【PR】オフシーズンもプロ野球コンテンツが盛りだくさん! スポーツを観るなら「DAZN」、“初月無料キャンペーン”実施中

「坂本勇の場合もそうですが、甲斐には球種を続ける勇気がありますね。捕手の目線で言えば、同じ球種を続けるのは、勇気がいるものです。それを徹底して行っている。初回に岡本にカーブを5球続けたのもそうですね。あの勇気は大したものだと思います。普通は(同じ球が)2、3球続いたら『もうない』と思うものです。『もう待たれてるだろう』と思う。それを4球、5球といける。内角を続けるのも同じですね。3球目は『まだ大丈夫かな』くらいで、4球目になったら『もう絶対に待たれている』と思いがちなのですが、それを続けていく勇気がある。結局、最後までタイミングを狂わせることができている。坂本勇に内角を続けるなんて、勇気以外の何ものでもありません。もちろん、それに応えたピッチャーもすごいです」

 野口氏は「短期決戦用のピッチャーでも野手でも、短期決戦に強い選手はいます。いつもと違う思い切ったことができるのが短期決戦なので。球種を続けたり、内角を続けたり、というのは短期決戦じゃないとできない。甲斐のリードが本当に良くなったかは、1年間じっくり追いかけてみないと分からない」とも付け加えたが、この日本シリーズで効果的なリードを続けていることは確か。このまま3年連続の日本一に輝いたら、昨季は圧倒的な強肩でシリーズMVPに選出された甲斐が、今年も勝利の立役者の一人となることは間違いない。

(Full-Count編集部)

  • 「Full-Count」×「teams LEAGUE」
  • 「NO BASEBALL, NO LIFE.」 ×「Full-Count」