FA権行使せず残留の伊藤光、インスタで“DeNA愛”を綴る「めちゃ好きです」
4年総額4億5000万円で残留、ファンへ「優勝しましょう!」
DeNAは23日、伊藤光捕手が国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留すると発表した。本人はこの日、契約更改後に記者会見を行ったが、インスタグラムでも残留を表明。決断までの胸中についても明かしている。
伊藤光は昨年7月にトレードでオリックスからDeNAに移籍。今季は7月下旬から左手薬指剥離骨折で1か月以上離脱したものの、84試合出場で打率.254、27打点、キャリアハイの8本塁打という成績を残し、チームの2位躍進に貢献した。
今季、FA権を取得して去就が注目されていたが、4年総額4億5000万円プラス出来高で契約を更改。インスタで「本日、FA権を行使せず横浜DeNAベイスターズに残留することを決めました」と報告した。
さらに「プロ野球選手として、この権利を取れた事を誇りに思いますし、今までたくさんの方々に支えられて取得できた権利なのでしっかり向き合って考えました」とした上で、決断の理由を“告白”。「10年前の自分に今日の事を話してもきっと信じてくれないと思います。選手生命どころか、日常生活もままならない程だったので…。そんな事も考えてました。笑 チームメイトの明るい雰囲気、やる時はしっかりやる姿。 野球の楽しさを改めて教えてくれました。めちゃ好きです」と“DeNA愛”を綴っている。
伊藤光は「横浜スタジアムが毎試合満員になるほど、たくさん応援してくれるファンの皆さん。他球場でも負けない程、声を枯らし応援してくれるファンの皆さん。 めちゃ好きです。みんなのおかげで自分がいます。本当に感謝しています」とDeNAファンへの熱い思いも明かし、「4年間上手くなれるチャンスを頂いたので、もっとチームの勝利に貢献できる選手になるために一生懸命頑張りたいと思います! これからも応援よろしくお願いします! 優勝しましょう! I☆YOKOHAMA」と意気込みも記した。
今季は届かなったリーグ優勝、そして日本一へ。来季以降も伊藤光が正捕手として躍動しそうだ。