巨人4連敗で阿部慎之助の現役生活にも幕 最後の打席はニゴロ、途中出場も無安打

巨人・阿部慎之助【写真:Getty Images】
巨人・阿部慎之助【写真:Getty Images】

6回に代打で出場も死球、現役最後の打席はモイネロの前に二ゴロ

■ソフトバンク 4-3 巨人(日本シリーズ・23日・東京ドーム)

 巨人は23日、日本シリーズ第4戦でソフトバンクに3-4で敗れ、4連敗で日本一を逃した。今季限りでの現役引退を表明している阿部慎之助捕手は代打から途中出場も、1打数無安打1死球。現役最後の打席はニゴロに終わった。

 第3戦までスタメン出場していた阿部は、シリーズ初のベンチスタート。岡本の2ランで2-3と1点差に迫った直後の6回2死一塁の場面で、若林の代打として登場した。しかし、2ボール1ストライクから嘉弥真のシュートが右肩付近に直撃。死球に東京ドームは大ブーイングに包まれた。これでチャンスを広げたものの、続く代打・石川は遊ゴロに倒れた。

 阿部はそのまま一塁の守備に入ると、3-4となって迎えた8回1死で2度目の打席へ。1ボール2ストライクからモイネロのカーブを打ったものの、ニゴロに。巨人はそのまま敗戦。これが阿部の最後の打席に。通算2282試合出場、打率.284、406本塁打、1285打点の成績を残した名捕手が現役生活に幕を下ろした。

(Full-Count編集部)

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