広島菊池涼、侍J合宿でFA交渉は異例の電話会談?「会う期間もないかなと…電話します」
「あまりカープと話が出来ていないのが事実なので(球団幹部に)電話しておきます」
今季中に国内フリーエージェント(FA)権を取得した広島の菊池涼介内野手は24日、宮崎・宮崎市の木の花ドームで報道陣の取材に対応。「あまりカープと話ができていないのが事実なので(球団幹部に)電話しておきます」と話すにとどめた。
菊池涼は「第2回 WBSC プレミア12」に出場するため、サンマリンスタジアム宮崎で行われている1次合宿に参加している。現時点で広島の鈴木球団本部長と会談する予定はないという。菊池涼は「『電話してくれれば、いつでも』と言われて、こっち(宮崎)に来ているので。会う期間もないかなと思うので、電話しておきます」と慎重に話した。
菊池涼は11年ドラフト2位で広島入り。2年目の13年から二塁の定位置を奪取し、球界トップの二塁手として君臨。昨季までのリーグ3連覇に貢献した。今季は138試合出場し、打率.261、13本塁打、48打点だった。
FA有資格者が権利を行使するための申請期間は土、日を除く7日間で、11月1日に締め切り。資格者は在籍球団に意思を伝えればFA権を行使でき「FA宣言選手」として同2日に公示され、翌日から交渉可能。今オフはソフトバンク福田秀平外野手、ロッテ鈴木大地内野手、西武十亀剣投手が国内FA権、西武秋山翔吾外野手が海外FA権を保有するなど有資格者は計90選手。
(Full-Count編集部)