黒木&山崎颯は戦力外→育成へ 2人が侍ジャパン入り…オリ16年ドラフト組の今
育成からは3選手が支配下へ、黒木と山崎颯はトミー・ジョン手術
また、5位の小林も1年目から救援として活躍。同年には打球が顔面に直撃するアクシデントもあったが、今季は20試合に登板した。8位の澤田も1年目からマウンドに上がり、昨季は47試合、今季は28試合に登板している。捕手の7位・飯田は3シーズンで12試合に出場。9位の根本は投手から外野手へ登録ポジションを変更。まだ高卒3年目で1軍出場はない。
育成契約では、2位の榊原が2018年3月に支配下登録に。今季は13試合登板で3勝4敗、防御率2.72の成績を残した。1位の張は入団後に投手に転向し、今年5月に支配下登録。今季は8試合登板で2勝4敗、防御率5.93の成績だった。さらに、神戸も今年7月に支配下登録され、約2か月で19試合に登板した。
2位の黒木は昨年までの2年間で救援として計94試合に登板したが、先発転向を目指した今季はキャンプ中に右肘炎症を発症。4月に2軍で復帰したものの、6月に再発し、靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。敦賀気比高時代に「北陸のダルビッシュ」と呼ばれた山崎颯はまだ1軍登板はなく、黒木と同様に今年8月にトミー・ジョン手術。どちらも、術後から復帰までは1年以上を要する見込みのため、戦力外に。育成契約から復活を目指す予定だ。
3位の岡崎は高卒1年目で5試合に出場したものの、その後2シーズンは出場機会がなく戦力外に。育成4位の坂本は2018年、同5位の中道は2017年に、ともに支配下契約を勝ち取れずに戦力外となった。
(Full-Count編集部)