パドレス新監督に38歳ティングラー氏 地区最下位で元日ハム・グリーン監督を解任
パドレスは、ホズマー、マチャドなどを大型補強も2年連続最下位と低迷、
パドレスは、新監督としてジェイス・ティングラー氏を招聘する見込みとなった。「ESPN」のジェフ・パッサン記者が伝えている。
ティングラー氏は、ブルージェイズ、レンジャーズのマイナーでプレーした38歳。メジャー経験はなかったが、2015年からはレンジャーズのアシスタントコーチを務めていた。パッサン記者は「ジェイス・ティングラーは、ロン・ワシントンを抑えてパドレスの監督となるのだが、彼は、彼の労働倫理や野球知識で、広くリスペクトされている」と、元レンジャーズ監督のロン・ワシントン氏ら複数の候補の中から選ばれたとレポートした。
また、ティングラー氏はアメリカ出身だが、今季は広島バティスタが所属するドミニカ・ウィンターリーグのレオネス・デル・エスコヒードを率いている。パッサン記者は「彼がバイリンガルであることは、国際的なプロスペクトの多いパドレスで大きな助けとなるだろう」とタティスJr.ら中南米出身の若手選手が多いチームに適任だとした。
パドレスは2018年からエリック・ホズマー内野手と8年総額1億4400万ドル(約156億4500万円)、2019年からマニー・マチャド内野手と10年総額3億ドル(約325億円9300万円)で契約するなど大型補強を進めているが、2年連続最下位と低迷。現役時代は日本ハムでもプレーしたアンディ・グリーン監督を解任していた。
(Full-Count編集部)