ア軍主砲が適時打&満弾 WSの1試合5打点以上はア・リーグでは09年松井秀喜氏以来

7回に満塁ホームランを放ったアストロズのアレックス・ブレグマン【写真:Getty Images】
7回に満塁ホームランを放ったアストロズのアレックス・ブレグマン【写真:Getty Images】

1回に先制適時打、7回にダメ押しの満塁本塁打放つ

■アストロズ 8-1 ナショナルズ(ワールドシリーズ・日本時間27日・ワシントンDC)

 アストロズは26日(日本時間27日)、敵地で行われたナショナルズとのワールドシリーズ第4戦に8-1で快勝。2連勝で2勝2敗のタイに戻した。4番のアレックス・ブレグマン内野手が1回に先制の中前適時打、3点リードの7回に満塁本塁打を放ち、3安打5打点と気を吐いた。

 MLBスタッツによると、ワールドシリーズでの1試合5打点はア・リーグの選手では実に10年ぶり。ツイッターで「アレックス・ブレグマンは、2009年のヒデキ・マツイ以来、ワールドシリーズで1試合5打点をマークした初めての選手になった」と伝えた。ヤンキースとフィリーズが激突した2009年ワールドシリーズ第6戦でヤンキースの松井秀喜氏が4打数3安打6打点の活躍でチームを世界一に導いている。

 さらにMLBスタッツは「ワールドシリーズでア・リーグのプレーヤーが満塁ホームランを打ったのは、2005年のポール・コネルコ以来初めて」と指摘。ESPNスタッツ&インフォのツイッターは「アストロズのポストシーズン史上で満塁ホームランを打った2人目の選手となった」と伝えた。

 コネルコ(ホワイトソックス)はアストロズ(当時ナ・リーグ)との2005年ワールドシリーズで満塁本塁打を記録。ポストシーズンでのアストロズの選手の満塁本塁打は2005年にブレーブスとの地区シリーズでランス・バークマンが放って以来となる。

 ブレグマンの活躍などで2勝2敗のタイに戻したアストロズ。第5戦以降も、今季41本塁打を放ったブレグマンの打棒が注目される。

(Full-Count編集部)

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