最優秀救援投手にチャップマンとヘイダー 初選出のヤ軍左腕「やっと受賞できた」
チャップマンは60試合に登板、3勝2敗37セーブ、防御率2.21と活躍した
メジャーリーグは今季の最優秀救援投手賞を発表し、ア・リーグの「マリアノ・リベラAL最優秀救援投手賞」にヤンキースのアロルディス・チャップマン、ナ・リーグの「トレバー・ホフマンNL最優秀救援投手賞」にブルワーズのジョシュ・ヘイダーの両左腕投手が選ばれた。受賞セレモニーが26日(日本時間27日)のワールドシリーズ第4戦開始前に行われた。MLB公式サイトなどが伝えた。
ヘイダーは61試合登板で3勝5敗37セーブ、防御率2.62で2年連続受賞。記事によると、2年連続受賞はドジャースのケリー・ジャンセンに次いで2人目となる。チャップマンは60試合登板で3勝2敗37セーブ、防御率2・21で初受賞。記事は「ヤンキースの投手としては2015年のアンドリュー・ミラーに次いで2人目の受賞になった」と伝えた。
記事によると、チャップマンは通訳を介して「長いあいだトライしてきたが、やっと受賞できた。僕は1年を通して、最高の救援投手になろうと努力を続けてきた」とコメント。ヘイダーは「素晴らしい投手の中からこの賞の候補になったことは素晴らしい誇りです」と述べた。
この賞は各リーグの代表的な救援投手であるマリアノ・リベラ氏とトレバー・ホフマン氏にちなんで2014年に制定された。
MLB公式サイトはリベラ氏のコメントも紹介。レジェンド右腕は「2人の投手はいつも攻撃的だ。救援投手は攻撃的でないといけない。それが救援投手の役目だ。無駄にする時間はないからね。マウンドに上がってさっさと仕事を終えなければいけない」と語ったという。
(Full-Count編集部)