田中将大所属のヤンキース、ロスチャイルド投手コーチを解任 黒田博樹らも指導
契約を1年残して解任、ブーン監督は感謝「非常に頼りにしました」
ヤンキースがラリー・ロスチャイルド投手コーチの解任を発表したと米複数メディアが報じた。2011年シーズンからヤンキースの投手コーチを務め、黒田博樹投手、田中将大投手らを指導した65歳の名伯楽は、契約をあと1年残していた。
MLB公式サイトは「ヤンキースがロスチャイルド投手コーチを解任」とのタイトルでレポート。記事では「ヤンキースは2020年シーズンに新しい投手コーチを探すことを決断し、月曜日にラリー・ロスチャイルド氏を解任すると発表した。彼は2011年から投手コーチを務めており、契約はあと1年残っていた」と伝えた。
さらに、ブライアン・キャッシュマンGMとアーロン・ブーン監督のコメントも紹介。キャッシュマンGMは「ラリーがこの球団に10年近く貢献してくれたことに感謝しています。ここ9年の我々の成功に大きな役割を果たしてくれました。ラリーが素晴らしい野球キャリアを築いていることには理由があり、それは真似するのが難しい経験と献身によるものです」と感謝し、ブーン監督も「ここ2年間ラリーを非常に頼りにしました。監督に就任する際、ラリーほど定評があり、忠実な人がチームにいたことに本当に感謝しています」と敬意を表している。
ロスチャイルド氏は選手としてタイガースで計7試合に登板。引退後はレッズ、ブレーブス、マーリンズなどでコーチを務め、1998年にはデビルレイズ(レイズ)の初代監督に就任。2001年4月に解任されると、翌2002年から2010年までカブスで投手コーチを務め、2011年からヤンキースの投手コーチを務めていた。
(Full-Count編集部)