侍ジャパン、カナダ戦の4番は鈴木誠也 稲葉監督が会見で明言「長打も勝負強さもある」
「プレミア12」に向けて最後の実戦機会となるカナダとの2試合「いろいろ試しながらしながら」
11月2日(日本時間3日)に開幕する「第2回 WBSCプレミア12」に出場する野球日本代表「侍ジャパン」は30日、2次合宿地の沖縄・那覇市内で練習を行った。10月31日と11月1日には「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019」カナダ戦を控え、侍ジャパンの練習前には記者会見が行われた。
「プレミア12」に向けては那覇で戦うカナダ戦の2試合が最後に実戦機会となる。日本シリーズに出場していたソフトバンク、巨人の選手たちが揃って戦う貴重な実戦機会で、指揮官は「本番まではこの2試合しかない。いろいろと試しながら、チーム作りをやっていきたい」と語った。
先発投手には巨人の山口俊投手を起用する。稲葉監督は「少し間隔も空いているし、ボールも違う。マウンドの中で自分の調整をやってくれれば」と期待を口にし、4番については「鈴木誠也でいきます。宮崎合宿でもそうでしたけど、長打を打てますし、勝負強さもある。鈴木誠也でいきます」と語った。
国際舞台で侍ジャパンが毎度のごとく苦戦する外国人投手の動くボール対策。稲葉監督も「外国人投手を打つというのは、この2試合しかない。どうアジャストしていくかをこの2試合でやってもらいたい」と語り、強化試合2試合のポイントに挙げていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)