次の“逆輸入”投手は韓国・斗山の右腕!? 米記者が注目「MLB球団から興味」

2014年までMLB4球団でプレーしたジョシュ・リンドブロム【写真:Getty Images】
2014年までMLB4球団でプレーしたジョシュ・リンドブロム【写真:Getty Images】

30試合登板で20勝3敗、防御率2.50「比較対象としてメリル・ケリーが…」

 韓国シリーズを制した斗山ベアーズのジョシュ・リンドブロム投手が、次の“逆輸入”投手として注目を集めている。巨人からカージナルスに移籍したマイルズ・マイコラス投手が活躍したことで、アジアでプレーする助っ人投手にMLB球団が興味を抱いているが、米記者はリンドブロムの比較対象として韓国からの“逆輸入”投手のメリル・ケリー(ダイヤモンドバックス)の名前を上げている。

 リンドブロムは2015年にアスレチックスから韓国ロッテに移籍。2017年にパイレーツで米球界復帰を果たしたものの、同年途中に韓国ロッテに復帰した。2018年から斗山ベアーズに加入し、1年目の昨季は15勝。防御率2.88で最優秀防御率のタイトルを獲得した。今季は30試合登板で20勝3敗、防御率2.50の好成績をマーク。韓国シリーズ制覇に貢献した。

 MLBネットワークの敏腕記者、ジョン・モロシ氏はツイッターで「関係者:斗山ベアーズで韓国シリーズを制覇したこともあり、FAのジョシュ・リンドブロムはMLB球団から興味を引いている」とレポート。さらに「彼は比較対象としてメリル・ケリーが引き合いに出されている。彼は規定数に達している先発投手の中で、投球回、勝利数、奪三振などでトップの数字を記録した」と伝えた。

 ケリーは昨季、韓国プロ野球のSKワイバーンズで12勝7敗、防御率4.09の成績をマークし、オフにダイヤモンドバックスに加入した右腕。今季メジャーデビューを果たすと、先発ローテーションを守り32試合登板、13勝14敗、防御率4.42と上々の数字を残した。リンドブロムについては、MLB球団だけでなくNPB球団もスカウトを送り込んでいると報じられており、去就に大きな注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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