「プレミア12」は「WBC」と並ぶ世界最高峰 2020年五輪予選兼ねる重要大会
日本を除いたアジア・オセアニア最上位国、北中米南米最上位国が2020年東京五輪出場権を得る
今年行われる第2回プレミア12は2018年末のWBSC世界野球ランキング上位12か国・地域を招待して行われる。前回11位だったイタリアが外れてオーストラリアが入っている。順位も変動している。
1位 日本
2位 アメリカ
3位 韓国
4位 台湾
5位 キューバ
6位 メキシコ
7位 オーストラリア
8位 オランダ
9位 ベネズエラ
10位 カナダ
11位 プエルトリコ
12位 ドミニカ共和国
オープニングラウンドは、前回大会1~3位の国が別の組になっている。
グループA 開催地メキシコ 11月3日~6日
アメリカ、ドミニカ共和国、オランダ、メキシコ
グループB 開催地・台湾 11月5日~7日
日本、台湾、ベネズエラ、プエルトリコ
グループC 開催地・韓国 11月6日~8日
韓国、キューバ、カナダ、オーストラリア
上位6チームによるスーパーラウンド 開催地、日本 11月12日~13日
総当たりのリーグ戦だが、同一グループ同士の対戦はなし
3位決定戦・決勝 開催地・日本 11月15日~16日
今回もMLB40人枠の選手は出場していない。アメリカはそれ以外の選手でチームを組んでいる。
WBSCは、国際大会の成績に応じてポイントを付与してランキングを作成している。プレミア12優勝国には、WBC優勝国と同様、最高の300ポイントを獲得する。
2019年プレミア12は、東京五輪野球競技の予選でもある。開催国の日本を除いたアジア・オセアニア最上位国と北中南米最上位国の2チームが出場権を獲得する。各国にとって五輪出場をかけた真剣勝負の場となる。
(広尾晃 / Koh Hiroo)