【プレミア12】メキシコ、SR進出1番乗り! 5日米国VSドミニカはガチンコ対決へ

メキシコ代表に選ばれている阪神のエフレン・ナバーロ【写真:荒川祐史】
メキシコ代表に選ばれている阪神のエフレン・ナバーロ【写真:荒川祐史】

メキシコは10安打8得点でアメリカ撃破、2連敗オランダは1次ラウンド敗退

 20年東京五輪の予選を兼ねた「第2回 WBSC プレミア12」は3日(日本時間4日)、メキシコで1次ラウンドA組2試合が行われ、メキシコはアメリカに8-2で快勝。2連勝を飾り、上位2チームが進出できるスーパーラウンド(SR)進出を決めた。ドミニカ共和国はオランダに14-4で7回コールド勝ちし、対戦成績を1勝1敗とした。4日(同5日)に行われるアメリカ-ドミニカ共和国戦はSR進出をかけた大一番となる。

 メキシコは初回、4番の巨人ビヤヌエバの中前2点打で先制。同点に追いつかれた5回にクラッツの捕逸の間に勝ち越すと、8回には6番の阪神ナバーロの右前2点打、ソリスの左越え3ランで一挙5点を挙げた。ビヤヌエバは5打数1安打2打点、中日、オリックスでプレーした5番クラークは3打数1安打。ナバーロは4打数1安打2打点だった。チームは10安打8得点で打ち勝った。MLB公式サイトの若手有望株トップ100から7人が選出されているアメリカは39歳ベテランのクラッツ、ダルベックのソロで一時同点に追いついたが、打線がつながりを欠いた。

 ドミニカ共和国はMLB通算149勝サンタナが初回に3失点するなど3回途中降板したが、打線が奮起した。3回に同点に追いつくと、4回にセレスティーノの適時二塁打で勝ち越し。6回には4番で先発した元楽天ペゲーロの中越えソロなど一挙6点を挙げて試合を決めた。ペゲーロは4打数3安打1打点の大活躍。18、19年と巨人でプレーしたアダメスは6回から4番手として救援。2回2安打1失点だった。オランダはMLB通算53勝ジャージェンスが3回途中5安打3失点。救援投手も崩れて、2連敗となり、1次ラウンド敗退が決まった。

(Full-Count編集部)

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