「ダルビッシュは来年もっと良くなる」―カブスのコール獲得に地元メディア待った!?

カブス・ダルビッシュ有(左)、アストロズのゲリット・コール【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有(左)、アストロズのゲリット・コール【写真:Getty Images】

カブスがFA市場で避けるべき選手にムスタカス、チャップマン、コール

 ダルビッシュ有投手の所属するカブスは、ジョー・マドン監督が退任し、デビッド・ロス新監督が就任した。新体制となり、オフにどのような補強をするのか注目が集まる中、米スポーツメディア「12UP」はFA市場でカブスが「絶対に避けるべき」3選手を紹介している。

3位 マイク・ムスタカス(ブルワーズFA) 今季成績:523打数133安打35本塁打87打点 打率.254、OPS(出塁率+長打率).845

 記事では「ムース(ムスターカスのニックネーム)が、正式にフリーエージェントマーケットで野放しになったが、カブスは絶対に近寄ってはいけない」と警告した。今季ムスタカスが守っていた二塁手には、まだ25歳と若く、複数ポジションを守れ、年俸も安いイアン・ハップ内野手を使うべきとし、「31歳のベテランを獲得しようとすることは、時間とお金と才能を無駄にすることになる」としている。

2位 アロルディス・チャップマン 今季成績:60試合57回、3勝2敗37セーブ85奪三振 防御率2.21

 記事では「もし彼がフリーエージェントになれば、カブスは何としてでも彼を避けるべきだ。彼はもうシカゴが2016年にトレードで獲得したころのような速球投手ではない」とした。チャップマンは2日(日本時間3日)に契約を破棄できるオプトアウトの権利を行使せず、3年総額4800万ドル(約51億9700万円)でヤンキースと再契約。記事が指摘した通り、カブスが獲得しないことは決まったが、来年以降にヤンキースでどのようなパフォーマンスを見せるかは見ものだ。

1位 ゲリット・コール(アストロズFA) 今季成績:33試合212回1/3、20勝5敗326奪三振 防御率2.50

 第1位には今オフFAの目玉、ゲリット・コール投手が挙がっている。記事では、魅力的としながらも「しかし、カブスは彼に大金を払ってでも獲得したいという衝動を抑えなければならない」と言及。「ローテーションは現在のメンバーでかなり安定していて、その上、ダルビッシュの今季後半の活躍を見ると来年はもっと良くなるだろう」と、超大型契約の予想されるコールよりも低価格の選手を推薦している。

 今季、終盤戦の失速でナ・リーグ中地区3位に沈み、ポストシーズン進出を逃したカブスが、オフにどのような動きを見せるのか注目だ。

(Full-Count編集部)

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