加藤豪将、元阪神ロサリオら…元NPB助っ人含む510人がマイナー自由契約に

ヤンキース傘下からFAとなった加藤豪将【写真:Getty Images】
ヤンキース傘下からFAとなった加藤豪将【写真:Getty Images】

日本行き噂のデビッドソン、「プレミア12」日本戦で好投した胡智為ら台湾勢も

 米誌「ベースボール・アメリカ」は7日(日本時間8日)、大リーグ機構によるマイナーのFA選手リストを掲載。ヤンキース傘下の加藤豪将内野手、ツインズ傘下で元阪神のウィリン・ロサリオ内野手ら510人が契約満了でフリーエージェント(FA)となった。

 ヤンキース傘下からFAとなった加藤は13年にヤンキースからドラフト2巡目指名。今季はマイナー7年目で3Aスクラントン、2Aトレントンでプレーした。初めて登録された3Aでは83試合に出場し、打率.279、11本塁打、39打点。2Aでは30試合出場、打率.237、0本塁打、7打点の成績だった。

 元NPBでFAとなったのはロサリオ、ブレイディン・ヘーゲンズ投手(広島)、ローガン・オンドルセク投手(ヤクルト)、マット・カラシティ投手(ヤクルト)、ドン・ローチ投手(オリックス)の5人。ロサリオはツインズ傘下3Aで105試合に出場し、打率.300、20本塁打89打点。カラシティはカブス、マリナーズ傘下3Aで防御率3.53の成績で、メジャーでもマリナーズで11試合に登板していた。

 元メジャーの実力者もFAとなった。通算143勝のアービン・サンタナ投手(メッツ傘下3A)、今季はエンゼルスでプレーしたマット・ハービー投手(アスレチックス傘下3A)、17年最多セーブで通算206セーブのグレッグ・ホランド投手(ナショナルズ傘下3A)らの名前が並んだ。メジャー通算49発で、今季レンジャーズ3Aでも33本塁打、101打点のマット・デビッドソン内野手は日本行きも噂されている。

「プレミア12」に出場しているチャイニーズ・タイペイ代表からも江少慶投手(インディアンス傘下3A)、胡智為投手(カブス傘下2A)がFAに。江少慶はプエルトリコ戦で6回1失点の好投、胡智為は侍ジャパン相手に3回2/3を1失点(自責点0)に抑えた。「プレミア12」には出場していないが、今季メジャーで25登板し、3勝0敗、防御率3.77と安定していた王維中投手(パイレーツ3A)もFAとなっている。

(Full-Count編集部)

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