【プレミア12】韓国3連勝で首位突破、キューバは敗退…鷹グラ打率.000、デスパ.167で終戦
大会連覇を目指す韓国が全勝、オーストラリアがスーパーラウンド進出
■韓国 7-0 キューバ(プレミア12・8日・韓国)
「第2回 WBSC プレミア12」のオープニングラウンドは8日に最終日を迎え、最後の試合となった韓国-キューバ戦は、韓国が7-0で完勝した。すでに日本で行われるスーパーラウンドへの進出を決めていた韓国は、3戦全勝で首位突破。ソフトバンクのデスパイネ、グラシアルが出場したキューバは勝てば突破という状況だったが、敗れたため得失点率の差で最下位に沈み、敗退した。C組は韓国に加えてオーストラリアの突破が決まった。
韓国は2回、3四死球で2死満塁のチャンスを掴み、キム・ハソンがレフト前に運ぶタイムリー。2点を先制した。さらに、5回、1死一、二塁の好機では元ツインズの4番パク・ビョンホが中前適時打。昨季韓国リーグMVPのキム・ジェファンも適時中前打を放つと、ヤン・ウィジの犠飛で3点目。元オリオールズ、フィリーズのキム・ヒョンスも中前適時打を放ち、計4点を追加した。6回にはイ・ジョンフも左前適時打。7-0と一方的な展開となった。
投げては先発のパク・ジョンフンが4回無失点の好投。救援陣も無失点でつなぎ、逃げ切った。
キューバは投手陣が大量7失点。打線は6安打を放つも無得点に終わった。ソフトバンクのグラシアルは今大会で1本もヒット打てず、打率.000で終了。デスパイネもこの試合で1安打を放ったが、打率.167と結果を残せなかった。元巨人の39歳セペダも打率.000。元ロッテのサントスも打率.250と打線は低調のまま終戦を迎えた。
2015年の第1回大会で優勝した韓国は、連覇へ向けて3連勝で首位突破。他の3か国が1勝2敗で並び、得失点率の差でオーストラリアがスーパーラウンドに進出した。カナダが3位、最終戦に勝てば突破を決められたキューバは最下位で大会を去った。オープニングラウンドは11日から千葉、東京で行われる。