【プレミア12】韓国3戦全勝&豪州も突破、キューバは鷹コンビ不発で敗退…8日の結果は?

キューバ代表として出場するも不振に終わったソフトバンクのアルフレド・デスパイネ【写真:Getty Images】
キューバ代表として出場するも不振に終わったソフトバンクのアルフレド・デスパイネ【写真:Getty Images】

キューバはソフトバンクのグラシアルが打率.000で終戦、デスパイネも.167と結果残せず

「第2回 WBSC プレミア12」のオープニングラウンドは8日に最終日を迎え、C組の2試合が行われた。デーゲームではオーストラリアがカナダに3-1で勝利。ナイターでは韓国がキューバに7-0で完勝し、韓国とオーストラリアがスーパーラウンド進出を決めた。

 カナダはKBO(韓国プロ野球)のSKでプレーする先発ダイクソーンが6回2安打1失点の好投。しかし、1-1の同点で迎えた8回2死一、二塁のピンチで、今季まで巨人でプレーしたマシソンが登板すると、右中間を破られて痛恨の勝ち越し打を浴びて敗戦。両チームが1勝2敗で並んだが、この時点で当該チーム間のTQB=(得点/攻撃イニング)-(失点/守備イニング)でカナダがオーストラリアを下回り、敗退が決まった。

 ナイターでは、すでにスーパーラウンド進出を決めていた韓国がキューバに快勝。2回に3四死球で2死満塁のチャンスを掴み、キム・ハソンが先制2点打。5回1死一、二塁の好機では元ツインズの4番パク・ビョンホが中前適時打を放つと、昨季韓国リーグMVPのキム・ジェファンの適時中前打、ヤン・ウィジの犠飛で3点を追加。元オリオールズ、フィリーズのキム・ヒョンスも中前適時打を放ち、このイニング計4点を追加した。6回にはイ・ジョンフも左前適時打を放ち、7-0と一方的な展開となった。

 勝てば首位突破を決められたキューバは投手陣が大量失点。ソフトバンクのグラシアルは今大会で1本もヒット打てず打率.000。デスパイネも打率.167と結果を残せず、終戦となった。オープニングラウンドの対戦成績は持ち越されるため、韓国は1勝0敗、オーストラリアは0勝1敗でスーパーラウンドのスタートを切る。

(Full-Count編集部)

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