【プレミア12】侍J、スーパーRでは「内角の使い方」が鍵か 前回大会の韓国戦も“教訓”に

前回大会の準決勝では9回に逆転されて韓国に敗戦「変化球ばかりを打たれた」

 韓国に9回に逆転された前回大会の“教訓”もあるという。

「前回のプレミア12の準決勝では、9回に少し弱気になったのか、変化球ばかり韓国の打者に打たれました。変化球勝負はいいかもしれませんが、その過程の中で内角を意識させることは改めて大事だと感じます。あの試合でも、則本(楽天)は8回は真っ直ぐをバンバンいって抑えて『今日は大丈夫だ』と思いましたが、9回になったら変化球が多くなって打たれてしまった。最後の仕上げは変化球でも、その途中でしっかり使っておかなければいけないものは使わないといけません。韓国に逆転された9回を教訓に、ということは必要になってきます。

 今回、選出されているのは、そういうリードができないキャッチャーではない。3人とも、それがしっかりできるキャッチャーなので。あとは勇気ですね。そして、投手陣もそれが投げミスになるようなメンバーではありません。しっかり投げきれる投手ばかりですから。ここまでも投手陣は良い働きをしていますが、インコースをうまく使うことによって、もう少し楽になるかもしれません」

 決勝にはスーパーラウンドの上位2か国が進出する。1試合も負けられない戦いになることは間違いない。世界一に向けて、侍戦士たちの「勇気」もポイントの1つになりそうだ。

○『世界野球プレミア12』の主な予定(テレビ朝日系列で放送)
11月11日(月)午後6時45分~ 「スーパーラウンド」
11月13日(水)午後6時45分~ 「スーパーラウンド」
11月17日(日)「決勝」

(Full-Count編集部)

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