元Gマイコラス、MLB復帰2年目は「冴えないシーズン」 地元紙が“辛口査定”
復帰1年目の昨季は18勝も…大型契約を結んだ2年目は「大きく後退」
2017年まで巨人でプレーしたカージナルスのマイルズ・マイコラス投手の今季について、地元メディアは「冴えないレギュラーシーズン」と厳しい評価を下している。メジャー復帰1年目の昨季はナ・リーグ最多勝に輝いた右腕だが、開幕前に大型契約を結んで臨んだ2年目は32試合登板で9勝14敗、防御率4.16と成績を落とした。
地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」は、各選手の今シーズンのパフォーマンスを評価する特集を掲載。マイコラスは「C-」の評価を受けている。全選手で最低はグレガーソンの「F」。マイコラスは平均以下という厳しい“査定”だ。
寸評では「4年総額6800万ドル(約74億3000万円)の契約延長を冴えないレギュラーシーズンで祝福することとなった」とバッサリ。さらに「マイコラスは9勝14敗、防御率4.16、27被本塁打とし、2018年の成績(18勝4敗、防御率2.83)から大きく後退した。今季敵地で苦戦し、17先発登板で4勝8敗、防御率5.40とした」と、敵地での成績を嘆いている。
一方で「しかし、マイコラスは9月に調子を上げ、5先発登板で1勝1敗、防御率3.34とした。そして、プレーオフでは2先発登板含む3試合の登板で1勝1敗、防御率1.50とした」とレギュラーシーズン終盤からポストシーズンにかけて好投したことも紹介。ただ、シーズンを通しての評価となると、昨季から成績を落としたことが響いたようだ。
来季も名門球団のエースとしての働きが期待されるマイコラス。今季を上回る成績を残したいところだ。
(Full-Count編集部)