【プレミア12】連覇狙う韓国、SR初戦で米国と対戦も…地元紙は日本を“警戒”「天王山になる」

アメリカ戦で先発予定の韓国代表のヤン・ヒョンジョン【写真:Getty Images】
アメリカ戦で先発予定の韓国代表のヤン・ヒョンジョン【写真:Getty Images】

米国戦の先発は今季16勝左腕、豪州戦で6回1安打10奪三振無失点の快投

「第2回 WBSC プレミア12」スーパーラウンドは11日にZOZOマリンスタジアム、東京ドームで3試合が開催される。東京ドームでは、2015年第1回大会の決勝戦の再現となる「韓国対アメリカ」が午後7時から行われる。オープニングラウンドC組を3戦全勝で突破した韓国代表について、韓国紙「中央日報」は「16日の日本戦が今大会の天王山になる」と指摘している。

 同紙は「韓国がプレミア12で最初の3戦に勝利」とのタイトルで、オープニングラウンドの戦いぶりを詳報。オーストラリア、カナダ、キューバを撃破した戦いを振り返り、「オープニングラウンドでの韓国、アメリカそれぞれの戦いぶりからすると、これは興味深い試合となることが予想される」と伝えている。両国は第1回大会の決勝戦で激突し、韓国が8-0で勝って初代王者に輝いている。

 韓国は3試合のチーム防御率が出場チーム最高の0.33(3試合で失点1)。一方、アメリカはオープニングラウンドA組3試合でチーム打率.284、10本塁打、21得点と打線が好調だ。

 韓国の先発は左腕のヤン・ヒョンジョン。起亜タイガースに所属する31歳は今季韓国リーグで16勝をマーク。防御率2.29でタイトルを獲得している。今大会は6日のオーストラリア戦に先発し、6回1安打10奪三振無失点の快投を演じている。

 同紙は韓国がアメリカ(11日)、台湾(12日)、メキシコ(15日)と対戦していくことに触れた上で、「11月16日午後7時に予定されている日本戦をもってスーパーラウンドが終了となる。その一戦は、おそらく今大会の“天王山”となることだろう」と指摘している。

(Full-Count編集部)

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