現役続行への“狭き門” 戦力外からトライアウトで契約に至った選手たち
昨年は例年よりも多い5人が再契約を手にしたが、わずか1年で3選手が戦力外に
○2018年(48人)
成瀬善久投手
ヤクルト戦力外→オリックス
由規投手
ヤクルト戦力外→楽天(育成契約)
中井大介内野手
巨人戦力外→DeNA
廖任磊投手
巨人戦力外→西武
山下亜文投手
ソフトバンク戦力外→巨人(育成契約)
タマホームスタジアム筑後で開催された2018年トライアウトでは48人が受験。この年は例年より多い5選手がテストを経て他球団と再契約を果たした。オリックスと契約した成瀬は今季6試合に登板したが未勝利に終わり再び戦力外に。楽天に移籍した由規は育成から支配下に登録され1軍登板を果たした。
DeNAと契約した中井は79試合に出場し打率.248、3本塁打7打点と活躍。廖任磊は西武でプロ初登板をマークするなど3試合に登板したが再び戦力外、巨人と育成契約を結んだ山下も戦力外となった。
受験人数から見れば再契約を手にした選手はごくわずか。今年は一体、何人が狭き門を突破し再びプロ野球のユニホームを着ることができるのか注目が集まる。
(Full-Count編集部)