【プレミア12】決めきれない侍ジャパン打線の課題は? 金子ヘッドが語る「悪循環」
残るはメキシコ戦と韓国戦も…「ボールを受けちゃっている」
金子誠ヘッドコーチ兼打撃コーチは「ボールを受けちゃっている。それに気がついて振らなくていいボールまで振ってしまったり、悪循環ですよね。切り替えられている人と切り替えられていない人の差が出てきている」と指摘。この日4打数3安打3打点と大活躍だった浅村は「宮崎から変わらないですよ。分厚く当たっているかどうかの違いだけ」と常に状態を保っているようだ。
残る試合予定は13日のメキシコ戦、16日の韓国戦と強力な相手ばかり。「予告先発があるから寸前まで打順決めたりね。途中から出して打つ人を最初から出しても、途中までだと思うし。最初からいくタイプの人もいるし、前のバッターに打たせてもらうタイプもいるし」と試案しているようで、この日の試合後はコーチ陣が遅くまで球場に残り、話し合っていた様子だ。
秋山の負傷による出場辞退もあり、今大会に入ってからは坂本、山田、丸らが日替わりに1番で出場するなど打順は未だ固定できていない。「明日(13日)から2番をどうするか。1番だけの問題ではなくなっちゃいましたね」。侍ジャパンは世界一に向け、どのように打線を組み替えていくのだろうか。
○『世界野球プレミア12』の主な予定(テレビ朝日系列で放送)
11月13日(水)午後6時45分~ 「日本×メキシコ」
11月17日(日)「決勝」
(Full-Count編集部)