【プレミア12】台湾、オリ張奕の快投で韓国完封 監督は称賛「勝てたのは偶然ではない」

東京五輪の出場権獲得に大きな1勝「失点は考えてなかった」

 試合後には「チーム一丸となって試合ができた」と振り返った張奕。「先発としては最後だと思うので、自分のベストを尽くして、1番良い結果、パフォーマンスを出したかった。失点は考えていなかった」と自分の投球に集中していたことを明かした。

 洪一中監督も「まずは先発投手、最初に韓国を抑えることができたのが良かった。それが後々、次のチャンスを掴むことにつながった。これがあって勝つことができた」と張奕を称賛。「今日勝てたことは偶然ではないと思う。投げるのも、守るのも、打つのも相手より良いパフォーマンスが発揮できたと考えている」と自信を口にした。

 チャイニーズ・タイペイはスーパーラウンド初勝利。今大会では、日本を除くアジア/オセアニア大陸の上位国1チームが東京五輪の出場権を獲得する。この試合の結果、戦績はチャイニーズ・タイペイが1勝2敗、韓国が2勝1敗。出場権獲得に望みをつなぐ大きな1勝となった。

(工藤慶大 / Keita Kudo)

RECOMMEND