【プレミア12】韓国球界最強左腕が16日の日本戦先発最有力 今大会11回2/3で17奪三振1失点
左腕のヤン・ヒョンジョンは今季29先発で、16勝8敗、防御率2.29と圧倒的な成績
野球日本代表「侍ジャパン」は16日、東京ドームで「第2回 WBSC プレミア12」(テレビ朝日系列で放送)スーパーラウンド最終戦の韓国戦に臨む。15日の韓国対メキシコの結果次第では決勝進出を争うことになる重要な一戦。優秀な先発投手を揃える韓国がこの試合に誰を先発させるかも注目されている。
最有力は、韓国プロ野球(KBO)起亜タイガース所属ヤン・ヒョンジョン。今季は29先発で、16勝8敗、防御率2.29と圧倒的な成績を残し、最優秀防御率に輝いた。オープニングラウンド初戦のオーストラリア戦では6回1安打無失点10奪三振、11日のスーパーラウンド・アメリカ戦では5回2/3を10安打1失点7奪三振に抑えた。出どころの見えにくい左腕から繰り出される最速152キロの直球とチェンジアップで奪った17三振は大会最多だ。中4日で日本戦のマウンドに上がるか注目される。
可能性は低いがかつての“日本キラー”キム・グァンヒョン投手の目もある。2008年北京五輪で日本戦に2先発し、6回2失点(予選)、8回2失点(準決勝)と好投。金メダル獲得に貢献した左腕だ。12日のチャイニーズ・タイペイ戦から中3日となるが、3回1/3、8安打3失点で降板し、61球しか投げていない。
○『世界野球プレミア12』の主な予定(テレビ朝日系列で放送)
11月17日(日)「決勝」
(Full-Count編集部)