【プレミア12】4番鈴木が圧倒的存在感、投手陣も安定… 侍Jここまで投打個人成績は?
ここまで先発の3人はまずまず安定、救援陣も大きな破綻なし
○投手陣(投球イニング数順)
先・高橋礼(ソ)1勝1敗0セーブ 10回 3四5奪三振 0本 防御率1.80
先・今永昇太(De)1勝0敗0セーブ 9回 1四12奪三振 1本 防御率1.00
先・山口俊(巨)0勝0敗0セーブ 8回 2四10奪三振 0本 防御率3.38
救・甲斐野央(ソ)2勝0敗0セーブ 4回 1四6奪三振 0本 防御率0.00
救・大野雄大(中)1勝0敗0セーブ 4回 0四6奪三振 1本 防御率2.25
救・山本由伸(オ)0勝0敗0セーブ 4回 0四4奪三振 0本 防御率2.25
救・山崎康晃(De)0勝0敗2セーブ 4回 0四6奪三振 0本 防御率0.00
救・岸孝之(楽)0勝0敗0セーブ 3回 0四1奪三振 0本 防御率0.00
救・山岡泰輔(オ)0勝0敗0セーブ 3回 0四3奪三振 0本 防御率12.00
救・中川皓太(巨)0勝0敗0セーブ 2回1/3 1四2奪三振 0本 防御率0.00
救・大竹寛(巨)0勝0敗0セーブ 1回 0四1奪三振 0本 防御率0.00
救・田口麗斗(巨)0勝0敗0セーブ 1回 0四1奪三振 0本 防御率0.00
救・嘉弥真新也(ソ)0勝0敗0セーブ 0回2/3 0四1奪三振 0本 防御率0.00
先発の3人がまずまずの防御率で安定。3人共にペナントレースの調子を維持している。前回大会の大谷翔平のような「絶対的なエース」はいないが、計算が立つのが強みだ。この顔ぶれに加え、岸も先発の可能性があると言われる。
その前提があっての救援投手陣だが、短期決戦では一度救援に失敗した投手は使いにくくなる。現時点で、防御率が良くないのはオリックスの山岡だけ。他の救援陣は大きな破綻なく役割を果たしている。残り2試合で、これだけ多くの「手札」を持っているのは大きなメリットだろう。
16日の韓国戦は、両国ともに「総力戦」となるはずだ。緊張感のある試合を経て一体感が増している侍ジャパンには、好勝負を期待したい。
(広尾晃 / Koh Hiroo)