【プレミア12】不振の韓国4番パク・ビョンホ、地元紙は日本戦で復活期待 「スンヨプの足跡を…」

プレミア12で不振に喘ぐ韓国代表のパク・ビョンホ【写真:Getty Images】
プレミア12で不振に喘ぐ韓国代表のパク・ビョンホ【写真:Getty Images】

北京五輪で不振も準決勝、決勝で活躍したイ・スンヨプに続けるか…

「第2回 WBSC プレミア12」(テレビ朝日系列で放送)で初の世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は16日、そして17日は決勝で韓国と対戦する。韓国メディアは4番を務めながらも不振のパク・ビョンホを日本戦のキーマンに指名した。

 韓国紙「中央日報」はここまで打率.200と不振のパク・ビョンホを「本来の打撃がとにかくできていない。足跡を残そうと四苦八苦している」と指摘。プレミア12ではここまで6試合に出場し20打数4安打、打率.200、0本塁打1打点だが「2008年の北京五輪で見せた元スター選手のイ・スンヨプの足跡をパクが辿ることを願うファンも中にはいる」と大一番での復活に期待を込めている。

 記事ではイ・スンヨプが北京五輪では準決勝まで23打数3安打と大不振だったが、準決勝の日本戦、そして決勝のキューバ戦でも2ランを放ち優勝に貢献したことを言及。イ・スンヨプも“後輩”の現状に注目しているようで「ビョンホは非常に煩わしさを感じているに違いない。そのプレッシャーは私にもすごくわかる。これは辛いことだが、彼は乗り越える必要がある。この状況を乗り越えられるのが、パク・ビョンホという打者だ」と期待を込めている。

 プレミア12も佳境を迎え残すは日韓戦の2試合のみ。2015年の前回大会では決勝のアメリカ戦では豪快な一発を放っているパク・ビョンホは「大会のプレビューの動画でその場面を再び見たよ。これまでの僕の働きの埋め合わせをしたいね」と復活を誓っている。

(Full-Count編集部)

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