【プレミア12】侍J菊池が華麗な守備で世界を魅了 最優秀守備選手とベストナインの2冠に輝く
WBSCが決勝戦の後に個人表彰、日本最高の名手が守備で存在感
「第2回 WBSC プレミア12」(テレビ朝日系列で放送)は17日、東京ドームで決勝戦が行われ、野球日本代表「侍ジャパン」が韓国に5-3で逆転勝利。日本は宿敵に2夜連続で勝利し、世界一に輝いた。試合後には個人表彰も発表され、広島の菊池涼介内野手はベストナインに加えて最優秀守備選手にも選出された。
菊池はオープニングラウンドから攻守に躍動。スーパーラウンドに入ってからは12日の米国戦の守備中に首に違和感を覚え、13日のメキシコ戦を欠場したが、16日の韓国戦で復帰した。決勝もスタメン出場し、世界一に大きく貢献した。
7日に台湾・台中市の台中インターコンチネンタル野球場で行われたオープニングラウンド第3戦のチャイニーズ・タイペイ戦では、華麗な美技を連発。6回に華麗なグラブトスで台湾の地元ファンをどよめかせると、7回にはスライディングキャッチからの流れるような送球で打者走者をアウトに仕留めた。
決勝戦の後には個人表彰が発表され、菊池はベストナインと最優秀守備選手の2冠に。身体能力の高い中南米選手らも多く出場する中、今オフにメジャー挑戦を目指す日本最高の名手が守備で存在感を見せた。
(Full-Count編集部)