西武松井2軍監督、「憧れ」ランボルギーニに乗車してご満悦 「降りたくない」
西武第二球場が来季から「CAR3219(カーミニーク)フィールド」に
西武は19日、株式会社スマイルランドと「西武第二球場」の施設命名権スポンサー契約を締結し、記者会見を行った。現在改修を行っている西武第二球場は2020年3月1日から「CAR3219(カーミニーク)フィールド」と名前を変え、同年7月に稼働を開始する予定となっている。今回スポンサーになった株式会社スマイルランドが自動車売買事業などを行っていることから、新車価格で約6200万円という超高級車・ランボルギーニの限定モデルが会見場に登場。松井稼頭央2軍監督は「子どものころからの憧れだったからね」とその乗り心地にご満悦だった。西武第二球場の命名権契約は初めてで、期間は2025年2月28日までの5年間。
1979年の完成以来、西武の2軍本拠地として数々の名選手を輩出した西武第二球場の大幅改修に合わせて、球場名も一新されることになった。改修を終えた球場にはバックネット裏に約240の座席が設置され、LEDディスプレイの大型ビジョンやトラックマンといった最新設備も完備される予定。松井2軍監督は「選手の野球環境も、お客さんの観戦環境も大きく向上する。選手の躍動する姿を見に来てくれれば」と相乗効果に期待した。
また、不動の中堅手・秋山が海外FA権を行使してのメジャー挑戦を表明しており、退団が濃厚。来季は外野手のポジションに空席ができるが「順番を待っていても回ってこない。若い選手には1軍のレギュラーが”力をつけたな”と思われるように土台作りをみっちりやっていきたい」と若手選手たちにレギュラー奪取指令を出した。
この日、会見場に登場したランボルギーニの助手席に乗り込んだ松井2軍監督は「降りたくない」と乗り心地にうっとり。高卒で西武に入団し、「自分にはっぱをかけるつもりで」と22歳の時に一念発起し憧れだったベンツを購入したという松井2軍監督。「そういう目標を持つのも大事」と当時を懐かしんでいた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)