【プレミア12】日本に敗れて準Vも五輪切符獲得 韓国選手に約900万円の褒賞金
FA権取得までの日数も“短縮”、残り日数から「60日引き」に
「第2回 WBSC プレミア12」で、韓国代表は決勝戦で日本代表に3-5で敗れて連覇を逃した。しかし韓国紙「中央日報」によると、2020年東京五輪出場権を獲得したことにより、褒賞金として韓国プロ野球(KBO)から1億ウォン(約900万円)が支給されるという。
同紙は改めて17日の日本との決勝戦に言及。「キム・ギョンムン監督に率いられた韓国は、(決勝)前日に8-10で日本に敗戦した後に名誉挽回することを望んでいたが、失敗に終わった」と振り返った。
続けて「タイトルは逃したものの、最終結果で台湾とオーストラリアを上回ったため、韓国はそれでも東京オリンピックの出場を獲得した」と報じた。この大会で、五輪開催国の日本を除くアジア・オセアニア最上位チームが五輪切符を手にすることになっていた。また、チームは賞金も手にすることになると伝えた。
さらに同紙は、五輪出場によって選手に贈られる「ご褒美」について説明。「彼らは別に1億ウォン(約900万円)をKBOから与えられることになる」と褒賞金が支給されることを明らかにした。また「プレミア12に出場した選手は、FAの権利を取得するまでにかかる残り日数から60日が引かれることになる」と伝えた。
2008年北京五輪で金メダルを獲得した韓国。今大会は日本に敗れて準優勝に終わったものの、12年越しの“連覇”に向けて最初の関門を突破した選手を称えて「ご褒美」が支給されるようだ。
(Full-Count編集部)