“サイン盗み”騒動に米記者は厳罰要求 「アストロズを解散」「世界一剥奪」

2017年にワールドシリーズを制覇したアストロズ【写真:Getty Images】
2017年にワールドシリーズを制覇したアストロズ【写真:Getty Images】

カメラで相手のサインを盗み見て、音で打者に球種を伝えていた“疑惑”

 アストロズがワールドシリーズを制した2017年に組織ぐるみで“サイン盗み”を行っていた疑惑が浮上し、大騒動になっている。選手たちもSNSで議論を繰り広げるなど収まる気配がない中、米メディア「バーストゥールスポーツ」のエリック・ハッブス記者は、MLBにアストロズの厳罰を要求している。

 アストロズの“サイン盗み疑惑”は、本拠地の外野に設置したカメラで相手のサインを盗み見し、音で打席の打者に球種を伝えていたというもの。当時チームに所属していたマイク・ファイアーズ投手(現アスレチックス)らが証言し、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」が“疑惑”を伝えて大騒動に発展している。

 ハッブス記者は、自身のツイッターで「私が掲げるMLBへの要求リスト」を投稿。過激なものも含まれるが、アストロズの厳罰を要求している。MLBへの要求は以下の通りだ。

2017年ワールドシリーズ制覇の剥奪

アルトゥーベのシーズンMVP剥奪

2017年のワールドシリーズをヤンキース対ドジャースで再試合

アストロズを解散させる

AJ・ヒンチ(監督)を投獄

 2017年の世界一の後も、18年はリーグ優勝決定シリーズ、19年はワールドシリーズ出場と強さを見せているアストロズ。MLBはこの件について調査中とされるが、実際に厳しい処分が下される可能性もある。

(Full-Count編集部)

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