東京五輪代表24人を独自予想 「プレミア12」世界一メンバーで残るのは?
外崎は内外野のユーティリティー、近藤は“第3の捕手”
その中で、まず投手に関しては千賀滉大投手、菅野智之投手は東京五輪に欠かせない存在になるだろう。経験から言っても、日本でトップクラスの実力の持ち主であることは疑いの余地もない。今回は出場辞退となった松井裕樹投手やパ・リーグを代表する則本昂大投手や有原航平投手が入ってきてもおかしくない。
今回は嘉弥真新也投手や中川皓太投手、田口麗斗投手と左のリリーフが3枚入っていたが、ここには宮西尚生投手を推したい。その実績は随一で、左のリリーフは宮西と松井の2枚でカバーできるのではないだろうか。
野手に関しては登録枠が減ることから、このプレミア12のメンバーがほとんどになるのではないか。ただ、不可欠な存在が、柳田悠岐外野手。昨秋の日米野球でも見せたように、MLBのトップ選手の度肝を抜くほどの力を持っており、コンディションが良好であれば、メンバーに入ってこないはずがないだろう。
松田宣浩内野手は今大会では奮わなかったものの、やはり雰囲気を作れる存在としてチームに置いておきたい。練習中のムードを作り、たとえ劣勢となっても盛り上げられるキャラクターは魅力的だ。
野手は一塁と二塁を山田と浅村、三塁を松田宣と外崎、遊撃を坂本と源田でカバー。外野は柳田、鈴木は不動で、残りを近藤、吉田、そして外崎で埋める。外崎は内外野のユーティリティー、近藤は不測の事態の“第3の捕手”としても外せない人材ではないか。
(Full-Count編集部)