13歳少女との淫行容疑で逮捕のパイレーツ守護神、新たに21個の重罪容疑が浮上
通算89セーブを挙げているメジャーを代表するクローザーの1人
13歳の少女と性的関係を持ったとして9月17日(日本時間18日)に米ペンシルバニア州警察に逮捕されたパイレーツのフェリペ・バスケス投手。裁判所で行われた審問では新たに21個の重罪容疑が浮上し、保釈も拒否された。米スポーツ局「ESPN」が伝えている。
28歳のバスケスは通算89セーブを挙げているメジャーを代表するクローザーの1人。左腕から最速102.6マイル(約165キロ)の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーションで三振の山を築く。今季は逮捕までに、56試合で5勝1敗、26セーブ、防御率1.65の成績。60イニングで90奪三振の圧巻の投球で、2年連続の球宴に選出されていた。
一方で、逮捕の1週間ほど前には同僚のカイル・クリック投手と喧嘩し、右手人指し指の手術に追い込むなど問題児の一面も。MLB公式サイトによると、警察はバスケスが少女と性的関係を持ったという情報を得て8月から捜査をし、9月17日(同18日)に逮捕に至ったとしている。
「ESPN」は「保釈を拒否され、未成年への性的暴行で新たに21の重罪容疑をかけられた」とレポート。18日(同19日)にペンシルベニア州ウェストモアランド郡の裁判所で行われた審問で、保釈拒否の決定と新たな容疑が発表されたが、「バスケスは無罪を主張している」という。
(Full-Count編集部)