巨人入りのパーラ、“伝説の助っ人”も来季活躍に期待　「実に興味深い補強」

今季ワールドシリーズ制覇のナショナルズから巨人入り

　巨人は20日、ナショナルズからフリーエージェント（FA）となっていたヘラルド・パーラ外野手との来季契約を発表。「MLBネットワーク」に出演した元巨人のウォーレン・クロマティ氏はこのニュースを“速報”し、司会者たちを驚かせた。

　クロマティは番組内で2人の司会者を相手に「あなたたちがこのニュースを既に知っているか私にはわかりませんが、パーラがヨミウリ・ジャイアンツと契約しました。“ベイビーシャーク”をする彼ですね」と伝えた。“ベイビーシャーク”とはパーラの今季途中からの登場曲で、この曲に合わせて手を叩く“サメダンス”はナショナルズで大流行していた。

　そんな話題の人物だけに、司会者2人は「ヘラルド・パーラがヨミウリ・ジャイアンツと契約したんですか？！」と驚きを隠せない様子で、「それは速報ですね」「大ごとじゃないですか」と盛り上がった。

　さらにクロマティは「彼はちょうど契約を結んだところです。多分彼は来年ジャイアンツの左翼手を務めることになります。はっきりとは私にもわかりませんが」と来季の配置についても言及。今季は主にゲレーロが左翼手を務めたが、ここに代わるということになる。

　パーラは2009年にダイヤモンドバックスでMLBデビューを果たし、2011、13年には守備の名手に贈られるゴールド・グラブ賞を受賞。今季は5月からナショナルズに移籍し、89試合に出場。8本塁打、42打点でプレーオフ進出に貢献し、球団史上初のワールドシリーズ制覇にも貢献した。巨人は日本一のリベンジに燃えているだけあり、「パーラはジャイアンツにとって実に興味深い補強になりますね」とクロマティも注目しているようだ。

（Full-Count編集部）