西武鈴木、来季へレギュラー奪取宣言 秋山FAも「自分が守るんだという気持ち」
今オフも秋山の自主トレに参加「吸収したい」
西武の鈴木将平外野手と渡辺勇太朗投手が23日、所沢市内でイルミネーションの点灯式に参加した。来季高卒4年目を迎える鈴木は「チャンスを活かしてレギュラーの座を獲りたい」と力強く誓った。
鈴木は3年目の今季は1軍初昇格を果たすと、スタメン6試合を含む16試合に出場しアピール。17年にイースタン・リーグで盗塁王を獲得した俊足と、巧みなバットコントロールが魅力の外野手。
西武は中堅手の秋山が海外FA権を行使しメジャー挑戦を表明しており、退団が濃厚。来季は空いた枠を巡り激しいレギュラー争いが繰り広げられる。秋山と自主トレを共にする鈴木も外野手のレギュラー候補の一人だ。
鈴木は「後釜とよく言われるけど、秋山さんが抜けるからではなく他の人を抜いて『自分が守るんだ』という気持ちでやりたい」と力強くレギュラー奪取を誓った。鈴木は今オフも下田で行われる秋山の自主トレに参加する予定で、「気持ちの強さがある人。自分には欠けているところなので、吸収したい」と意気込んだ。
(安藤かなみ / Kanami Ando)