DeNA中後、今季限りでの現役引退を表明「全力で力を出し切りました」
ロッテ→ダイヤモンドバックス傘下→DeNA
DeNAは25日、中後悠平投手が今季限りでの現役引退を表明したと発表した。
30歳の中後は近大から11年ドラフト2位でロッテ入り。15年オフに戦力外通告を受けたが、TBS系「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」での放送を見たMLBスカウトの目にとまり、16年2月からダイヤモンドバックスのスプリングトレーニングに招待選手として参加。3月にマイナー契約を結んだ。
米球界では16年からプレーしたものの、メジャー昇格できずに18年6月に契約を解除。DeNAで4シーズンぶりにNPB復帰したが、18年は8試合登板。今季は4試合登板にとどまり、10月に戦力外通告を受けていた。NPB通算成績は49試合登板、2勝2敗7ホールド、防御率5.09。
「2018年シーズン途中に横浜DeNAベイスターズに獲得していただき、チームの戦力になることはできませんでしたが、自分の中では充実した日々を送ることができました。ユニホームを脱ぐことに後悔がないと言えば嘘になりますし、まだまだ野球をしたいという気持ちはありますが、全力で力を出し切りました。2018年8月28日の中日ドラゴンズ戦、ピンチの場面で登板して無失点に抑え、試合後にはヒーローインタビューにも選出されたことは、DeNAベイスターズでの1番の思い出です。ユニホームを脱ぐことになりますが、今までの野球経験をいかしてこれからも頑張っていきたいです。これまでご声援いただきありがとうございました」
(Full-Count編集部)