ハム新助っ人の右腕バーヘイゲンは“ゴロ率”54% 米球界も「注目する価値ある」
メジャー通算防御率5.11は「特筆すべきでない」も…「3A時代は断然良かった」
日本ハムは26日に新助っ人のドリュー・バーヘイゲン投手を獲得したと発表した。主に中継ぎでメジャー通算127試合に登板し、今季もタイガースで22試合登板、4勝3敗、防御率5.90の成績を残していた29歳右腕の日本行きについて、米メディアも速報。ゴロを打たせる率が高いことを紹介しつつ、将来的なMLB復帰へ向けて「注目しておく価値がある」と伝えている。
バーヘイゲンは2012年のドラフト4巡目でタイガースに指名され、2014年にメジャーデビュー。通算では10勝10敗14ホールド、防御率5.11という成績を残している。
米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は「ドリュー・バーヘイゲンが日本の日本ハムファイターズと契約」と今回のニュースを伝え、その投球スタイルについて言及。防御率5.11は「特筆すべきものではない」としながら、「Ground-ball rate(ゴロを打たせる割合)」が53.9%であると特筆している。
さらに「バーヘイゲンの3A時代は(MLB時代よりも)断然良かった」と指摘。3Aでは通算75試合登板(55先発)で20勝20敗、防御率3.97の成績をマークしている。
記事では「日本で(野球選手としてのキャリアを)立て直した後に30代前半または中盤にMLBへ復帰する投手は、彼が初めてということにはならない。そのため、彼のNPBでの成績は、来季注目しておく価値があることだろう」と言及。近年、元巨人のマイルズ・マイコラス投手(カージナルス)、元日本ハムのクリス・マーティン投手(ブレーブス)らがNPBで結果を残してメジャーに復帰し、好成績をマークしているだけに、バーヘイゲンの投球には米球界からも熱視線が注がれることになりそうだ。
(Full-Count編集部)